dormir2004-05-14

こんな書き方でよいのかなあ。
今頃になって、もう旬の盛りも過ぎたのかもしれないのだけど、ワタクシのベスト5です。コンセプトは、「昼寝音楽」。聴いているうちに寝てしまうというのではなく、聴いているだけでお昼寝をしたみたいな気持ちになる…、です。あ、画像はまったく関係なく映画「グッバイ・レーニン!」から。ある意味、この映画のお母さんは昼寝から覚めたてもまた別の夢を見ていたような人だと思うので。

1.くうきこうだん/空気公団…日本語の歌で、ここまで歌詞に感銘を受けることはあんまりありませんでした。完璧な昼寝世界です。鄙びたバスの中でうとうとする感じ。
2.Alfonsina y el mar /波多野睦美(歌)、つのだたかしリュート)…ポルトガルとかスペインの鄙びた海辺の村で、こっくりこっくりと眠る感じ。多少、おしゃれなサマードレスみたいなのを着ていたいけど、足下は思い切って裸足で。
3.Fado Malhoa 3 /Amália Rodrigues…2よりももっと庶民的に、半ば覚醒しながら、昼寝をしたいとき。たとえば、もうすぐ迎えに来てくれる人がいるのだけど、少しだけ眠りたい、だから玄関のベルを気にしながら雑踏に耳を傾けながら少しだけ眠る、というようなとき。
4.Bachelor No.2 / Aimee Man…敢えて、何か悩み事があるときに。小言をぼそぼそ言ってくれる友だちの声を子守歌にしたいとき。案外、目覚めた時には励まされていて元気になっているのではないかと思います。
5.Voyage Romanesque…Bambiniという京都のレーベルから出ているvarious artists盤です。カフェ音楽というのかもしれないけど、これだけ存在感があったら完全に覚醒してしまうかもしれません。でも、なんとも言えない浮遊感、これが昼寝音楽の神髄でしょう。主として売られているのが雑貨屋というのも、なかなか、です!